OPEC　2017年の石油需要は記録的に高まると予想

来年2017年、世界の石油消費は、新記録に達し、一昼夜9541万バレルになる。10日、水曜日に発表されたOPEC（石油輸出機構）の月間報告書の中では、このように述べられている。

なお今年2016年の石油需要の予測は、一昼夜9426万バレルで、3万バレル増えると見られている。需要の伸びは、今年上半期、欧州やアジアのいくつかの国々で石油消費量が増えたことと関係している。

今年OPECは、ロシアにおける原油採掘量は一日1098万バレルまで増加すると予測しているが、来年2017年には1094万バレルに下がると見ている。

8日、OPECのサダ議長（カタールのエネルギー・産業相）は「今年後半、石油の需要は伸びる。落ち込みは一時的なものだ」と指摘した。