モスクワ市「コロナウイルス死者の3分の2は初期に医師の診察を受けていなかった」

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モスクワのコロナウイルス管理モニタリング本部は、同市のコロナウイルス死者の大半が然るべき時期に医療を頼らなかったとの見解を示した。

同本部によると「コロナウイルス患者で、死亡した3分の2は初期に医療ケアを頼らず、診療所の往診を依頼することもなかった」という。

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スプートニク通信の取材に応じた同本部関係者は、コロナウイルス感染症は急性呼吸器ウイルス感染症あるいは季節性アレルギーと混同される可能性があると語った。

「一見、大したことのない症状(咳、鼻水、発熱など)が感染症開始を証明するものとなり得る。極めて危険な状態まで、悪化する場合は感染後5-8日目で急変する。その場合、即入院が必要となる。」

モスクワ市では過去24時間で新たに2548人のコロナウイルス感染者が確認された。これで同市の感染者は計3万1981人。

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