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イタリアのコロナ感染児に川崎病に酷似した症状が増加

© REUTERS / Remo Casilli新型コロナウイルス
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イタリア人研究者らは、新型コロナウイルスの感染がパンデミックにまで達した時期にロンバルディア州ベルガモ県で川崎病を発病する児童の数が以前の30倍に増えている事実を突き止めた。医学誌「ランセット」にこの研究結果が発表されている。

研究ではSARS-CoV-2の感染拡大が開始してからベルガモ県では川崎病に酷似した症状を訴える児童が増えていると報告されている。毎月の発症数は過去5年の統計の5倍。同県の教皇ジョヴァンニ23世病院では、2015年1月1日から2020年2月17日の期間に川崎病に似た症状を訴えて駆け込んできた児童数は19人だった。ところが同じ病院で、2020年2月18日から4月20日のほぼ2か月間に川崎病の症状を訴える小児患者の数はすでに10人で、そのうち8人がコロナウイルスに感染していたことがわかった。

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新型コロナが原因か 川崎病に似た症例に注意 大半が14歳以下の子ども
この研究者らは、川崎病の発病率は1000人の子どもに1人以下というほど極めて珍しい病気であると強調する一方で、コロナウイルスと川崎病の間に関連性があると見て、移動制限措置が解除される際はこうした危険性を考慮するよう進言している。

科学者らは、川崎病患者は今回、新型コロナウイルスの感染拡大がみられる諸国で起きる恐れがあると警告している。

ニューヨーク州では、川崎病に似た新型の小児性炎症合併症で数十人の子どもが入院しており、すでに3人が死亡している。ニューヨーク州のクオモ知事はこれらの子どもたちが全員コロナウイルスに感染しているか、またはその抗体が見つかったことを明らかにした。これに似た症候群はヨーロッパでも確認されている。

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