発見された像は、顔は人間で、体はライオンの大理石のスフィンクス。スフィンクス像の発見はすぐに世界のマスコミに伝わった。中国のスフィンクスは、古代の東と西の交流を物語る証拠の一つとなった。
スフィンクス像は、寧夏回族自治区・固原市近郊の水防施設の建設現場で行われた救助作業の際に発見された。紀元前3世紀初頭の漢王朝の時代、寧夏回族自治区には、中国と西の国々を結んだ古代シルクロードが通っていた。発見されたスフィンクス像は小さく、高さは36センチ。
Marble sphinx unearthed in NW China, evidence of global trade over 1,000 yrs ago (web pic) https://t.co/uryhTGnTAB pic.twitter.com/3Oq148pEs3
— China Xinhua News (@XHNews) 15 декабря 2015
体はライオン、顔は人間という姿は、中国文化の特性とは異なっており、明らかに借用したものだ。欧州やアジアでは、体はライオン、顔は人間という姿が広く普及したが、中国では珍しいものとなっている。