またオランダ外務省のエジプトに関する渡航情報も変更され、シャルム・エル・シェイクへの飛行機による渡航は、追って通知があるまで見合わせを勧めるとされた。なお現在シャルム・エル・シェイクには、オランダ人408人が滞在している。
4日、英国は、シャルム・エル・シェイクへの航空便の乗り入れを全て停止した。英国のハモンド外相は、この決定について、ロシアの旅客機エアバス321型機について、機内で爆弾が爆発したことが墜落の原因となった可能性があるという情報に関連していると説明した。
現在、英国の専門家はエジプトの専門家と合同で、空港と航空機の安全対策の強化に取り組んでいる。また英国は6日、シャルム・エル・シェイクからの英国人観光客の移動を開始する意向。
ハモンド外相は6日、次のような声明を表した‐
「我々は、シャルム・エル・シェイクにいる英国人観光客の帰国を可能とする、安全保障のための緊急対策を適用するために、航空会社やエジプト当局と活動している。我々はこの計画が11月6日に開始されることに期待している。そのため、昨日あるいは今日飛行機で飛び立つ予定だった人たちは、明日飛行機で出発を開始する」。