それによれば、ロシアの軍艦が、係争中の水域付近を航行したのは、ほかの場所での任務を果たした後で、母港に戻る単に途中だったとのことだ。
ある消息筋は「この行為が、中国との合意の上なされたとみなすべきではない」と指摘している。
日本外務省によれば、日本は、水曜から木曜にかけての深夜、中国の艦艇が尖閣諸島周辺の接続水域内に一時入った問題に関し、中国に抗議した。同じ海域には、ロシアの複数の軍艦も航行中だった。なおロシアの艦船は、水曜日の09時50分ごろ、先に同水域内に入り、木曜日の03時05分に水域を去った。