2012.12.12 , 03:26

米国自動車産業の心臓部デトロイト、息も絶え絶え

米国自動車産業の心臓部デトロイト、息も絶え絶え

米国の地図からデトロイトが消滅するかも知れない。1960年代および70年代、米国の自動車製造の一大中心地であったこの米国の都市は、米国の工業・産業の強力さの象徴であった。しかし今日、衰弱は甚だしく、米国では真剣にこの都市の閉鎖というアイデアが検討されている。

   米国の自動車製造企業のビッグ3たるGM、Ford、Chryslerの本社が位置するデトロイトにおける財政上の問題は、ここ数年、慢性的なものになっている。加えて、ここ15年間、人口動態学上も、デトロイトは正真正銘のカタストロフィに見舞われている。2000年から2010年の期間、郊外や近隣諸州に住民の25%が「逃げ出した」。今日、デトロイトにある建物の6万から7万棟が空き家になっている。1970年に建てられた、デトロイトで最も高い建物である「ルネッサンスセンター」さえ、半分がオフィス、半分は空っぽである。学校、警察、消防その他の都市サービスのための費用も足りていない。地元消防は、もしも人命や健康に危害がない程度であれば、ビル火災への出動を断るようになっている。こうした問題の全てが、デトロイト市民の郊外への大量流出の原因になっている。

   Newsru.com

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