2013.09.27 , 17:25

存在不可能な天体が発見される

存在不可能な天体が発見される

地球から18000光年のいて座の中に放射線パルサー「トランスフォーマー」が発見された。IGR J18245-2452と名づけられている。このパルサーは定期的に異なるタイプの中性子星であるX線パルサーに変身する。

 こうした「変身」は不可能と考えられていた。というのも、放射線パルサーとX線パルサーは、その本性上、共存が不可能であり、しかも同一の「ダブル・システム」の内部には存在不可能であるためだ。そのため、そこには単一の中性子星しかいないはずであり、その衛星は通例、通常の発光体となるのである。放射線パルサーのデータが「トランスフォーマー」の名を冠されたのは、パルサーが自身の衛星から物質の一部を定期的に引き込むためだ。

 赤熱したプラズマが中性子星の周囲に「輪」を形成し、プラズマの表面に落下しはじめると、 X線の放射が生まれ、パルサーの回転が速められる。そしてガスの蓄えが消尽されると、IGR J18245-2452は元のミリ秒放射線パルサーに戻る。

リア・ノーボスチ

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