2014.12.28 , 00:17

イエス・キリストが生まれたのは馬小屋じゃない

イエス・キリストが生まれたのは馬小屋じゃない

イエス・キリストは家の中に場所が無かったので、馬小屋で家畜や羊飼いに囲まれて生まれたという話を知らぬ者はいない。

ところが最近英国で、聖書研究家らがこの降誕のエピソードに対する疑問を呈した。研究家らがマタイによる福音書をより入念に読み込んだ結果、聖母マリアがイエスを産み落としたのは、おそらくそのうちの女主人の快適な部屋だったはずだと主張している。

ノッティンガム大学福音書研究家のイェン・ポール氏はブログの中でこう書いている。「クリスマスを待ち望むみなさんの気持ちを台無しにしたくはないが、イエスは馬小屋で生まれたのではない。新約聖書だって、どこにもまさに馬小屋で生まれた、という事実は明らかにされていない」と書いている。

ポール氏いわく、聖書が翻訳される際にギリシャ語のkatalumaという言葉が間違って解釈されたと語る。Katalumaは聖書のほかの部分では、マルコによる福音書に描かれているように、最後の晩餐が行われた「上階の小部屋」をさしている。

さて、これが歴史の宗教的な意味にいかなる影響を与えるだろうか? 研究家のなかには、今までの説はイエス・キリストは社会から遠ざけられ、しかも生まれたのが馬小屋で、人々が誕生に顔を背けたという考えを推し進めるものだという声がある。

これに代わって、新しい説はイエス・キリストは大きな温かい家族に生まれ、誕生をみんなが喜び、誰も彼を退けようとはしなかったというポジティブなものだとポール氏は位置づけている。

http://www.independent.co.uk/life-style/history/jesus-was-not-born-in-a-stable-says-theologian-9944254.html

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