ジンバブエ大統領、米国での同性婚合法化後、オバマ大統領に求婚

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アフリカ・ジンバブエのムガベ大統領は、米国での同性婚の合法化に対し、普通と違ったやり方で反応した。今年91歳になるムガベ大統領は「米国で同性婚が許可されたのであれば、私はオバマ大統領と結婚する用意がある」と発言した。

ムガベ大統領は「オバマ大統領が、同性婚を許可し、同性愛者を保護するのであれば、私は、もしそれが必要不可欠であるなら、ワシントンに出かけて膝をついて、彼の腕を求める用意がある」と述べた。

新聞The Zimbabwe Dailyは次のように報道している―

米国 同性婚の合法化を全世界で - Sputnik 日本
米国 同性婚の合法化を全世界で
「ムガベ大統領は、おそらくオバマ大統領は、性的少数派を支持している以上、ゲイなのだろうと述べた。ムガベ大統領は、そう発言する事で、同性婚という考え方自体がいかに馬鹿げているかに注意を向けようとしたのだ」。

なおオバマ大統領が、ムガベ大統領の申し出をどう受け止めているのかについての情報はない。

ムガベ大統領は、大分以前から反同性愛の立場を繰り返し表明してきたが、今回は特にジンバブエで人気を集めるオバマ大統領を不利な立場に置くため、こうした発言をしたものと思われる。

2013年ムガベ大統領は「アフリカ人を父に持った米国大統領オバマ氏は、我々が同性愛を支持しない以上、我々を支持する事はない。我々は、彼に『あなたを生んだのは同性愛者なのか?』と質問している。我々は、自分達の氏族を継承してゆく必要がある。そのために必要なのは男性と女性であり、性的少数者ではない」と述べている。

すでに伝えられた通り、6月26日、米国最高裁は、全米での同性婚を認め、世界中で大きな反響を呼んだ。

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