スペンス氏は、9歳の時に、事故で片目を失明した。そして43歳になって、こうした手術をしようと決心した。
スペンス氏は、取材に対し「手術に対する友人や知人の反応と新しい外見は、矛盾するものだった」と述べ、自分の事を、サイボーグならぬ「アイボーグ」と呼んでいる。
スペンス氏は、ドキュメンタリー映画専門の監督で、彼によれば「内蔵カメラは、インタビューを撮る時など、かさばる機材を持ち込む必要もなく、役に立っている」との事だ。
なおカメラは視神経とはつながっていないため、撮影の過程を自分で見る事は出来ない。その代りに、彼は、モニター画面を見ながら仕事をしている。