障害を抱える子供2人の母親が、飛行機で11席の購入を余儀なくされる=調査開始

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ロシア極東ハバロフスクに住む女性が、航空会社UTエアーのクルガン発モスクワ行きの飛行機で、車いすを使用した障害を抱える子ども2人と自分のために座席11席を購入することになった。女性と子供たちは、11席を購入しなければ飛行機に乗せてもらえなかったという。ロシアのウラル連邦管区ウラリスク州の捜査機関は、この出来事の調査を開始した。

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航空会社は、横になった状態で搬送しなければならない1人の子供は9席を、片足にギプスをしたもう1人の子供は2席を占めると説明した。

また航空会社は、障害を抱える子供について事前に航空会社に連絡がなかったと指摘した。法律では、航空会社は機内に140キロのストレッチャーを設置しなければならない。

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結果的に航空券の価格は1万6000ルーブル(約2万7000ルーブル)ではなく、6万ルーブル以上(10万円以上)となった。

母親によると、クルガンから帰るための航空券の代金は、親戚たちが知人や近所の人たちから借りて集めてくれたという。

捜査担当者らは、UTエアーの職員たちの行動の合法性を判断する意向。

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