イラン当局 領内にロシアのミサイルが落下したとの情報を確認せず

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リア-ノーヴォスチ通信が、イラン国防省筋の情報を引用して伝えたところでは「イラン政府には、領内にロシアのミサイルが落下したとのいかなる情報もない」。

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イラン国防省は「我々のもとには、ロシア製のミサイルがイラン領内に落ちたといういかなる情報も届いていない」と伝えた。

ロシア国防省報道官のイーゴリ・コナシェンコフ少将は、ロシアのミサイルが、シリアに達する前に、何発かイラン領内に落下したとのマスコミ情報を否定した。

また米国防総省も、イラン領内へのロシアのミサイル落下情報を確認していない。

先に米国の複数のマスメディアは、消息筋の情報として、カスピ海からシリアに向けて発射された巡航ミサイル4発が、シリアの標的まで届かずに、イラン領内に落下したと報じた。

ロシア軍参謀本部の発表によれば、7日水曜日、カスピ小艦隊の艦船は、艦上から巡航ミサイル「カリブル」26発を、シリア領内の過激派テロ組織「IS(イスラム国)」の陣地に向け発射した。なお参謀本部は「ロシアのミサイルは、無人地帯の上空を飛んで、テロリストの陣地を攻撃した」と伝えている。

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