ロシアの空爆から守って!シリアのテロ組織が国連に庇護要請

© AP Photo / Nusra Front on Twitterロシアの空爆から守って! シリアのテロ組織が国連に庇護要請
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ロシアがシリアでテロリストらに空爆を行っているため、テロ組織「アル=ヌスラ戦線」は国連に助けを求めざるをえなくなった。独経済ニュースの記事をロイター通信が引用して報じた。

独経済ニュースの報道によれば、米国とサウジアラビアはシリアにおける自国国益を推し進めるため、かなり前から「アル=ヌスラ戦線」を支援している。米国サウジは「アル=ヌスラ戦線」のテロリストらをより有利な立場に立たせるため、このテロ組織を「シリア穏健派反体制組織」と同列に並べようとしている。独経済ニュースの指摘では、「アル=ヌスラ戦線」は公式的には「アルカイダ」と同一の目的で戦うことを退けているが、この公式声明はシリアでの戦闘に参加するためだけに出されたもの。

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シリア大統領、休戦の構えを表す
ところがロシアの空爆によって「アル=ヌスラ戦線」は深刻な損害を蒙ってしまった。しかもシリア側には「戦線」との交渉の意思はない。窮地に追い込まれた「戦線」は突飛な行動似れた。なんと国連に休戦を達成するよう頼んだのだ。ロイター通信はこれについて、匿名の消息筋からの情報として「交渉に近い段階にある」と報じている。ロイター通信によれば、「アル=ヌスラ戦線」は「2-3週間の休戦」を要請したという。

独経済ニュース紙は「この提案はロシアにとってはわな。武装戦闘員らは単に再編成し、完全自滅を間逃れたいだけ。独経済ニュース紙の記者は、だがロシアだってこの手には乗らないだろう、なぜなら西側の連合軍とは異なり、ロシアはテロとの闘いに断固として望んでいるからだと書いている。

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