ダングデレン議員は「テロリストを支援しているトルコ政府によるロシア軍機撃墜事件は、世界を不安定化する可能性がある」と述べ、次のように続けた―
「ああしたトルコ政府の対応は、ふさわしいものではない。ロシアや、米国、英国そしてフランスの航空機が、あの地区を飛んでいる事は、全くもって明らかな事だった。私の考えでは、そうしたトルコがジュネーヴでの交渉に参加し、テロリストに対し力を合わせて戦うよう主張しているなど。許容出来ない。その一方で、ロシア軍機を撃墜し、ロシアの反テロ作戦を妨害しているからだ。NATOとドイツ政府は、IS(イスラム国)を支援しているエルドアン大統領を許さず、戦争に絶対に巻き込まれるつもりの無い事を、はっきり示さなければならない。また国連安全保障理事会による介入、この事件の独立した調査の実施が必要不可欠だ。なぜなら、この事件は、私には多くの災いをもたらす恐れがあると思われるからだ。」