ウソの学校;ウクライナの歴史教科書に「ロシアとの戦争」の記述が加えられた

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ウクライナでは、歴史教科書の書き換えが決まり「市民戦争―民主主義と独立を求める戦い」という新しいパラグラフが加えられた。

その30パージすべてに渡って、多くの人々にとって大変奇妙な事に、ロシアはウクライナの敵、ドンバス住民は分離主義者で裏切り者と書かれている。一方「市民戦争」については、すでに何千もの一般人が犠牲になったにもかかわらず、民主主義と独立のために戦いと説明されている。

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ウクライナの全ての歴史教科書には今後、次のような一文が含まれることになる-「2013年から2014年にかけての、ウクライナの尊厳を取り戻す革命とロシアの侵略に対する国民の戦いは、ウクライナだけでなく全ヨーロッパ及び全世界の新たな歴史における中心的出来事となった。」

資料はメールで、国内の18 400の学校に送られ、一部の学校ではすでに、試験的な授業が行われている。子供達は、恐らく学習プログラム作成者だけが知っている宣戦布告なきウクライナ・ロシア戦争について学んでいる。ちなみに作成者の誰も、軍事対立の当初からこれまで、一度もドンバスの地を訪れた事がない。

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