米国、新型核爆弾の最初の飛行試験行う

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米国を含む世界の大国がイランの核兵器取得を阻もうと努めている一方で、米国自身が最新式核兵器の実験を行っている。米国家核安全保障局(NNSA)の公式サイトによれば、NNSAと米空軍は合同で、7月1日、新型核爆弾B61-12の飛行試験を行った。

ネヴァダ州トノパ演習場で爆薬無しの爆弾がF-15E戦闘機から投下された。

NNSAは以下のように発表している。

「実際に近い飛行条件の中、実験は成功した。ネリス空軍基地を出発した米空軍機F-15Eが試験サンプルを投下した。遠隔計測や追跡装置、ビデオカメラからデータが取得された」

「B61-12の最初の飛行試験が成功したことで、B61に関して米国が一貫して献身的に作業を行っていることが示され、パートナーたちも安心するだろう」

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今回の実験は今年予定されているB61-12に関する3度の飛行試験のうちのひとつであるという。

B61-12は1960年代から製造されているB61爆弾の12番目の型式である。爆薬の製造は2020年に始まる予定だ。それを受け、B61-12は、先行するB61-3、B61-4、B61-7、B61-10に替わって配備される。

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