「仮にアサド問題が本当の意味での反テロ連合軍を組織する上で依然として人工的な障害物として突き出るのであれば、これを主張する者らは、私としてはこれ以外にみなしようがないのだが、『ダーイシュ』が拡大し続けるような条件を間接的に保持することになる。」ラヴロフ外相はイタリアのマスコミからのインタビューに対し、こう語った。
「ダブルスタンダードや前提条件を退けねばならない。米国の連合軍に加わる者のなかでアサド氏に個人的な反感を持っていたとしても、こうした個人的な理由はやはり、すでに実際の損失をもたらし、市民を殺しているテロ闘争という課題に対しては二義的な立場を占めるべきだ。」