シナイ半島でのロシア旅客機爆破テロ説に新たな証拠

© Sputnik / Maxim Grigoryev/TASS/POOLシナイ半島でのロシア旅客機爆破テロ説に新たな証拠
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エジプト・シナイ半島でのロシアの旅客機エアバス321爆破テロ事件に関する、新たな証拠が明らかになった。ロシアのセルゲイ・キルピチェンコ駐エジプト大使が、リア-ノーヴォスチ通信のインタビューで伝えた。

大使は「情報フィールドにおいては、シナイ半島上空を飛行中だったА321の機上で起きた出来事を説明しようとする多くの説が存在する」とした上で、次のように続けた―

「しかし、全く明らかな事実がある。よく知られているように、事件に関するロシアの見方は、プーチン大統領によって示された。その後、何も変化はない。あべこべに、大統領が述べた事は、新たな証拠により確認されている。」

ロシア、ソ連史上を通じて最悪の航空機事故となったこの悲劇は、昨年10月31日に発生した。エジプトの保養地シャルム・エル・シェイクからサンクトペテルブルグに向かっていたコガルィムアヴィア航空のエアバス321型機が、シナイ半島で墜落した。同機には、乗客217人、乗員7人が乗っていたが、全員死亡した。ロシア連邦保安庁のアレクサンドル・ボルトニコフ長官は「この事故は、テロによるものだ」と断定した。その後、ロシアからエジプトに向かう便の運航は、一時中止とされている。

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