リンクトイン、露領内でロシア人の個人情報保管を拒否　露通信監督局

ビジネス向けSNS「リンクトイン（LinkedIn）」が、ロシア市民の個人情報の入ったデータベースのロシア領内でのローカル化に関する要項の実行を拒否した。ロスコムナゾール(通信・情報技術・マスコミュニケーション監督局)の発表では、同局はこの手紙をリンクトインコーポレーションのパブロ・チャベス国際公共政策担当副社長から受け取った。

同局の発表には次のように書かれている。

「手紙では、同社はロシアの法律違反を解消する準備ができていないとある。同社はロシア連邦領内におけるロシア市民の個人情報のデータベースのローカル化に関する要項を実行することを拒否して、ロシア市場における仕事に対する自らの関心の欠如を確認した。」

先の報道では、ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ監督庁は、ＳＮＳ「LinkedIn」を侵害者リストに登録し、通信事業者に「LinkedIn」の遮断を求める通知を送った。