12年7月20日、米コロラド州の町オーロラの映画館で銃乱射事件が起きた。この凄惨な事件はカイさんを行動に呼びたてた。カイさんは次のように述べている。
「我われは火器使用の安全基準を改善しなければならない。そう堅く決心しました」
© 写真 : Kai Kloepferスマート拳銃
スマート拳銃
© 写真 : Kai Kloepfer
カイさんは、火器購入を求める潜在的な危険人物を1人1人見つけるのは、単に不可能だとすぐさま気づいた。しかし、カイさんが解決可能な火器に関するほかの問題があることもまた理解した。
© 写真 : Kai Kloepferマサチューセッツ工科大学の生徒カイ・クロッパーさん
マサチューセッツ工科大学の生徒カイ・クロッパーさん
© 写真 : Kai Kloepfer
カイさんは赤ちゃんや部外者ではなく、持ち主だけが利用できるピストルを開発した。そのピストルで発砲できるのは指紋認証をした後だけにした。
「スマート拳銃」実現計画は時間がかかるが、カイさんは、もうまもなく普通のピストルとともに意指紋認証拳銃も販売されるようになると考えている。
© 写真 : Kai Kloepferカイ・クロッパー氏の「スマート拳銃」製作・生産計画
カイ・クロッパー氏の「スマート拳銃」製作・生産計画
© 写真 : Kai Kloepfer