空気が汚れるほど人々は悲しくなる 研究者らが予想外の関係性を発見

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汚れた空気は認知能力や労働生産性、IQを低下させ、全般的に健康を損なうことは知られているが、これがさらに感情も左右することが新たにわかった。

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ポータルサイト「CNA」によると、米マサチューセッツ工科大学のデータでは、大気の質は人が何かの決定を下すことに影響を与えるおそれがある。人は気分が悪い時に軽率で不合理な判断をする傾向がある。

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残された手付かずの自然はわずか5%
大気汚染が高レベルにたっした日には、人々は衝動的に振る舞い、落ち込んで不安な状態からリスクのある行動をとった。これは中国の一連の都市の汚染レベル情報と、中国ウェブサイト「新浪微博(Sina Weibo)」に出た、の位置情報をタグ付けした感情的なコメントを比較した結果、明らかにされた。

なかでも大気汚染は女性と高収入の人々の幸福感に一番大きく影響し、これを低下させたことが分かった。専門家は、居住地選びは慎重に行うこと、防護マスクを着用したり、空気清浄システムを使用すること、大気汚染が高レベルに達する時には外出を控えることなどを忠告している。

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