プーチン大統領、アサド大統領について「統治者を決めるのはシリア国民のみ」

© 写真 : : Michael Klimentyev / メディアバンクへ移行December 17, 2015. Russian President Vladimir Putin at the 11th annual news conference at the World Trade Center on Krasnaya Presnya
December 17, 2015. Russian President Vladimir Putin at the 11th annual news conference at the World Trade Center on Krasnaya Presnya - Sputnik 日本
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シリアのアサド大統領に関するロシアの立場は一貫している。誰が自分たちを統治するかを決めねばならないのは唯一、シリア国民である。プーチン大統領は17日、モスクワで開催の年次大記者会見で次のように語っている。

「我々の立場は変わらない。それは原則的なものだ。我々が考えるのは、誰が、いかなる基準で、いかなる規則で自分たちを統治するかを決めねばならないのは唯一シリア国民のみだということだ。誰がどこで率いるべきかなど、当事者ではない誰かがどこかで誰かに対して押し付けることなど、我々は決して同意しない。」

プーチン大統領は、ロシアはシリア危機の解決にあらゆる手を尽くし、「どんなに状況が複雑であろうとも、見つけうる解決が全ての方面に受け入れられるものとなるよう全力を傾ける」ことを約束した。

プーチン大統領はさらに、ロシアの航空宇宙軍はシリア軍の攻撃作戦を支援すると強調。大統領は、ロシアはシリア軍と、「ダーイシュ(IS、イスラム国)」を相手に戦うシリアの武装反体制派の尽力の統合に成功しつつあるとの見方を表した。大統領は、ロシア航空宇宙軍はこうした反体制派の尽力もシリア政府軍の尽力と同様支援していくと指摘した。

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