今回ムースィカが育てたのは、アカオオカミ。
アカオオカミのカップルに子供が生まれたが、アカオオカミの雌は子供に乳を飲ませることができなかった。その時、猫のムースィカは自分の子供に授乳しており、新たに5匹の乳飲み子が現れても気にしなかった。ムースィカはアカオオカミの子供たちを育て始めた。
アカオオカミの子供たちは猫のママと一緒に1か月半過ごした。その間に子供たちはずいぶん大きくなり、別の檻に入れられる頃にはすでに自立し、とても活発で、肉を食べ、ボウルに入った牛乳を飲むようになっていた。
アカオオカミは、オオカミにキツネとジャッカルの特徴を組み合わせたような姿をしている。アカオオカミは、絶滅の危機に瀕している野生生物のリスト「国際レッドリスト」に登録されている。