「牛肉」巡りインドで対立 ヒンズー教徒のイスラム教徒暴行相次ぐ

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インドで人口のおよそ8割を占め、牛を神聖視するヒンズー教徒が、牛肉を食べるイスラム教徒を暴行する事件が相次いでいる。時事通信が報じた。

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6月、首都ニューデリー近郊を走る列車内で、イスラム教徒の少年が十数人の男に囲まれて、刃物で刺されるなどして死亡。牛肉を持ち帰宅途中に男らにとがめられたという。逮捕された容疑者には、公務員も含まれている。

2014年以降、イスラム教徒23人が殺害された。

モディ首相はこうした事件を受け、29日、「牛の名の下で殺人は許されない」と懸念を示した。モディ首相はヒンズー至上主義団体を母体にするインド人民党(BJP)出身だが、少年殺害後、各地でイスラム教徒らの抗議運動が発生している。

先の報道によると、慈善団体スラブ・インターナショナルは、インドの小さな村を、トランプ米大統領にちなんでトランプ・スラブと命名した

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