シュミット元独首相、ロシア、 ウクライナの占める位置の 違いを発言

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シュミット元独首相 - Sputnik 日本
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ヘルムート・シュミット元独首相(96)はARDテレビからのインタビューに答えたなかで、現在のドイツの政治を手厳しく非難。シュミット氏はロシアは理解せねばならない欧州の隣国であり、ウクライナは「次々と変わる歴史をもった」新生国だとの見方を示した。

南ドイツ新聞( Süddeutsche Zeitung)のハンナ・バイツェル記者によれば、シュミット氏はドイツのテレビ局「第1テレビジョン」( Das Erste)からのインタビューに答えた。この放送内容をロシアの「イノTV」が伝えた。

インタビュアーのサンドラ・マイシュベルガー氏を相手にシュミット氏は、国際政治を含む諸問題について語った。

「現在ある全ての危機は、それがユーロの危機であろうと、ウクライナ危機であろうと、イスラム主義の脅威であろうと皆等しく危険なものだ。」

シュミット氏は欧州の対露政策を痛烈に批判し、「EUをウクライナやグルジアまで拡大する試み」と呼んだ。シュミット氏は、ロシアと対立することは誤りであり、ロシアは理解せねばならぬ隣人だが、ウクライナは変革の歴史をたどる新生国家に過ぎないと評価。

「ドイツ人は複雑に絡み合った実際の政治を語るのではなく、戦争、世界、歴史をあいまいに糾弾する政治家らを敬う傾向がある。」

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