ロシア、キューバにある情報収集レーダーの作業再開か?

© AP Photo / Ramon Espinosaロシア、キューバにある情報収集レーダーの作業再開か
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ロシアはキューバとの軍事技術協力を活発化させている。この中でハバナ近郊のルルデスにロシアが2002年に放置した電子情報収集基地の作業が再開される可能性がある。ロシア下院(国家会議)安全保障委員会のドミトリー・ゴロヴツォフ副委員長が明らかにした。

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ゴロヴツォフ安全保障委員会副委員長は、2015年2月にショイグ国防相が、また2014年夏にプーチン大統領が実施したキューバ訪問は単なる偶然ではないと語った。

「米国の圧力および対露制裁で出来上がった今日の地政学的状況では、キューバとの協力は1980年代半ばまで、つまりキューバとの協力を壊したゴルバチョフ政権誕生までにあった関係の復活という方向性で拡大していく。」

2014年夏、ロシアとキューバがルルデスの電子情報収集基地をロシア側に返還することで合意したとのニュースがマスコミに流れた。

同基地はソ連時代、米国領内の大部分をカバーし、無線、電話通話の盗聴を行ってきた。一方でこうした報道がなされたあと、プーチン大統領はロシアとキューバがルルデス基地の作業再開で合意したとは認めていない。

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