米、ロシアの「民主主義支援」額を拡大

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米議会が創立し、米国家予算が出資する全米民主主義基金(NED)は2014年ロシアのNGOに対し930万ドルの支援金を拠出した。この額は前年、2013年より130万ドルも多い。5月13日、イズヴェスチヤ紙がNEDの会計報告を引用して報じた。

NEDは政府機関の米合衆国国際開発庁(USAID)から年間およそ1億ドルを受け取っている。ロシアではUSAIDは2012年から活動が禁止されている。NEDは世界100以上の国のおよそ1200の個人、組織に支援金を支払っている。

2013年の個人スポンサーとしては、ライス元米国務長官、CIA副長官を務めたフランク・カールッチ元米国防長官、米国内でウクライナのソ連からの離脱を操ったレフ・ドブリャンスキ氏の娘のポーラ・ドブリャンスキ元国務省副長官の名が列挙。

NEDでロシアを担当しているのはナーヂャ・ヂュク副会長。ヂュク副会長はアフリカ、中央ヨーロッパ、ユーラシア、ラテンアメリカ、カリブ海諸国をカバーしている。副会長の父、ペトロ・デュク氏は元バンデラ派武装戦闘員。ナーヂャ・ヂュク氏と夫のアンドリアン・カラトニツキー氏は公の場で幾度もに渡ってロシアの政治体制批判を行っている。

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