チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ、待望の日本公演が開始秒読み

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日本でウラジーミル・フェドセーエフ指揮チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団)のアジア公演が23日、台湾の首都タイペイをかわぎりに開始。今日の台湾の公演を終えると、本格的な日本ツアーがスタートする。

今回のプログラムは今年がチャイコフスキーの生誕175周年にあたることから、同オーケストラはそれにちなんで世界中での公演をオール・チャイコフスキーで編成。ヴァイオリン・ソロは有名なヴァジム・レーピン。

「私たちのオーケストラにとって、そして私個人にとって日本へ行くというのはいつも大きな喜びです。今回の公演は2つ事を記念しています。ひとつはピョートル・チャイコフスキー生誕175周年、もうひとつは第2次世界大戦終了70周年です。これにちなみ、私は特に広島での慈善コンサートに重きを置いており、戦争犠牲者を悼んでチャイコフスキーの交響曲第6番を演奏する予定です。」

オーケストラ広報部が指揮者フェドセーエフ氏の発言を引用して発表した。

日本公演は26日に福岡で幕を開け、広島、東京、兵庫と巡回。31日、東京のサントリーホールでは有名な「四季」、バレエ音楽「くるみ割り人形」から「もみの木の森」、交響曲第5番が演奏される。

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