欧州でMERSウィルスによる最初の死者

MERSコロナウィルスに感染した65歳の男性がドイツで死亡した。

DPA通信が火曜伝えたところでは、ドイツ北部ライン・ウェストファリア出身のこの男性は、2月の休暇をUAEで過ごし、5月半ばにコロナウィルス治療を受け、その後は何らの症状も出ていなかったが、今月6日、病院に搬送された。

MERSコロナウィルスは初期段階では何らの症状も出さない。特に免疫系の弱い人、肺に慢性疾患を抱えている人、糖尿病や腎不全を抱えている人に感染リスクが高いという。WHO（世界保健機関）によれば、6月12日現在で、MERSへの感染例は1289件、455人が死亡している。