デニス・マツーエフ「チャイコフスキイ記念国際コンクールは、世界の有名オーケストラと共演のチャンスを与えてくれる」

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デニス・マツーエフ「チャイコフスキイ記念国際コンクールは、世界の有名オーケストラと共演のチャンスを与えてくれる」 - Sputnik 日本
第15回チャイコフスキイ記念コンクールは、文字通り世界規模の音楽イベントとなった。今年は、ピョートル・チャイコフスキイの生誕175周年にもあたっている。

伝統的にコンクールではロシア人と並んで、アジア各国の若手音楽家たちが、大変積極的に活躍している。現代ロシアを代表するピアニストの1人で,自身コンクールの優勝者でもあり、今回審査員を務めたデニス・マツーエフ氏に、ラジオ・スプートニク記者はマイクを向け話を聞いた―

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モスクワとサンクトペテルブルグで第15回チャイコフスキイ記念国際音楽コンクール開幕 (動画)
「チャイコフスキイ・コンクールには、中国や韓国、日本などアジアから多くの音楽家達がやってくる。1958年の第一回コンクールのチェロ部門で第2位となったリー・シクンを初めとして、入賞者リストには事実上常に、アジアからの参加者の名があった。リーはその後、祖国だけではなく世界的に広くその名が知られるようになった。我々は皆、アジア諸国で、クラシック音楽が非常に大きな人気を博している事を知っている。特に中国や韓国、日本ではそうだ。大きな音楽コンクールのどれをとっても、今やアジアの演奏者が賞を取らないものはない。例えば中国には、非常に多くのピアニストがおり、極めて多数の音楽学校が活動している。中国にはピア芸術の伝統はかつてなかったにもかかわらず、である。それ以外に、多くの中国人が、チャイコフスキイ記念モスクワ音楽院のあるロシアを初め、外国に音楽留学している。」

今年の入賞者リストにも、新たにアジアからの参加者の名前が加わった。韓国のカン・ソンミン(チェロ部門5位)、中国のワン・チュアンユェ(男性ヴォーカル部門2位[テノール])、韓国のユ・ハンスィン(男性ヴォーカル部門3位[バリトン])の各氏だ。

ラジオ・スプートニク記者は、再びマイクをマツーエフ氏に向け、話を聞いた―

「チャイコフスキイ記念国際コンクールでの賞は、世界のクラシック音楽界において、最も重みのあるものだ。しかし、肝心なのは、その事にあるのではない。受賞者達には今後、世界の一流コンサートホールで有名オーケストラと共演するチャンスが生じる事、自分のソロのディスク(CDなど)を出せる事が、さらに一層重要だ。全体として、受賞者が素晴らしいキャリアを作るチャンスに恵まれ、世界中で活躍し、それによってコンクール自体の権威もさらに高まるのだ。」

今年のコンクールには、世界34カ国から228人の若手音楽家が参加し、ファイナル・コンサートは、インターネットで中継され、175カ国で約1千万人がそれを見たと言われている。

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