ロシア世論調査:若者が「IS」のような過激派組織に入るのは人間のゾンビ化と金のせい

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ロシアの世論基金が実施した調査によれば、アンケートに答えたロシア人の29%が「 若者が『イラク・レバントのイスラム国』のような過激派組織に入るのは、幅広いプロパガンダと人間のゾンビ化と関係がある」と見ていることが分かった。

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またロシアの若者を過激派に引きつける他の原因として、調査では、若い男女の間に広がる、より良い生活や金銭的豊かさを求める傾向(13%)、不安定な生活、休日の無い暮らし(8%)、教育及び家庭(6%)といった社会問題の数々があがった。

同時に12%の人々が、若者が一連の過激派に加わってしまうのは、若者特有の未熟さや愚かさ、最大限要求主義が原因だと見ており、6%が生活におけるスリルの無さに理由を求めている。

さらに調査に応じた人々の8%の人々は、若者が過激派に向かうのは、国家の側からの若者への配慮の欠如、理想やイデオロギーの喪失、愛国主義教育の弱体化に原因があると指摘している。

なお世論調査のデータによれば、ロシア人の圧倒的多数(91%)が、自分達の知合いのうち誰も「IS」のような組織に入りたいとは思っていないと答えた。

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