ビルド紙によれば、今年になってロシア人バイヤーの数が2倍に増えている。
「2年ほど前であればシロス島のヴィラは160万ユーロの値打ちがあったが、今や80万ユーロまで落ち込んでる。」ビルド紙は地元の不動産仲立人のイザベル・ラジ氏の発言を引用して報じている。
ビルド紙によればギリシャでは2009年からデラックス級のヴィラの価格がほぼ半分に急落。ミドルクラスのヴィラでも30%値下がりしている。
ビルド紙によれば、ギリシャ人、ロシア人の不動産仲立人に行った世論調査では、ロシア人投資家の買い漁りの狙いは資金のプールと昨年急落したルーブルの現物交換にある。
ロシア人投資家はアテネ郊外、ハルキディキ島、クレタ島で不動産を買う傾向がある。670平方メートルの敷地で海を臨む場所で200万ユーロで購入が可能。