「右派セクター」が検問所を設置、キエフに戦闘員送り込むと威嚇(動画)

© AFP 2023 / Sergei Supinsky「右派セクター」
「右派セクター」 - Sputnik 日本
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ムカチェヴォの事件を背景に「右派セクター」代表は12日ブリーフィングを行い、有事の際は西部の大隊の戦闘員を首都キエフにさしむける可能性があり、同時にキエフ周辺およびウクライナ西部に検問所を設置することを明らかにした。

ブリーフィングを行なった「右派セクター」第13大隊のアレクセイ・ブィク報道官は、「検問所はすでにキエフ郊外のジトーミル車道にすでに設置された」と語った。

「右派セクター」のアルチョーム・スコラパツキー報道官は、検問所は他の場所にも設置しうるとして、「キエフ郊外に限らず、他の場所にも警察がザカルパチヤ地区へ通過できないようにする。必要となれば、さらに追加の検問所が出来ると思う」と語っている。

「右派セクター」のスコラパツキー報道官によれば、セクターは必要の際はキエフに戦闘員を派遣すると述べ、特別作戦ゾーンにはセクターの2つの大隊が駐屯しており、ウクライナ全土では18ないし19の補欠大隊が即応できる状態にあると説明している。

2014年11月、ロシア最高裁判所は、右派原理主義団体を過激組織として認定し、ロシアにおける活動を禁止した。「右派セクター」は1月、ロシアにおける禁止組織のリストに入れられた。ロシアでは先に、同団体のリーダーであるドミートリイ・ヤロシュ氏に対し、テロ活動教唆の容疑で刑事手配がなされている。

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