スコープ・シー・フランス社の子会社マイフェリーリンク社の船員たちは最近数ヶ月、競合企業に船を売却する決定に反対してストライキを起こし、数回にわたってカレー港やドーバー海峡の海底トンネルを封鎖した。
これより先、裁判所は、スコープ・シー・フランス社とマイフェリーリンク社が、フェリー2隻を使用する期限の延長を認めず、期限は、7月2日に切れた。
ユーロトンネル社の決定によると、2日以降、2隻のフェリーは、デンマークのDFDS社の管理下に置かれることになっており、その後、同社がフェリーを所有することが可能になるという。
DFDS社は先に、マイフェリーリンク社の600人の社員のうち202人の雇用を維持する意向を発表した。スコープ・シー・フランス社は、8月末までに解散する予定。