ロシア海軍、記念日を祝い、大型刷新を待つ

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7月の最終日曜日である7月26日、ロシアではロシア海軍の日が祝われる。ロシア海軍の海兵たちは日曜、自らの職業記念日を祝う。主だった海軍基地では軍艦のパレードが行われ、戦闘のデモンストレーションや、軍事技術のデモンストレーションがなされる。また、海軍が拠点を置く都市の都市部では、コンサートが行われる。締めくくりには、記念の花火が打ち上げられる。海軍司令官のヴィクトル・チルコフ総督によれば、海軍の軍艦建設プログラムの枠内で、今年、さらに50隻の船舶が配備される。ロシア海軍としては、近年で最大規模の装備更新だ。

26日当日、海軍は大きなプレゼントを待ち受けている。18280級偵察船が公式に海軍の編隊に加えられるのだ。海軍の連絡および指令を司るもので、無線電波戦を戦い、無線および無線技術諜報を行い、米国のミサイル防衛システムおよび地対空ミサイルの偵察を行う。全体で同種の船が4隻加わる。これらはそれぞれ北方、太平洋、バルチック、黒海艦隊に配備される。

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待望の新顔の中でも最たるものは、2隻のフリーゲート艦である。8月に編入される「アドミラル・グロゴロヴィチ」号と、年内に編隊に加わる予定で北方国家演習に送られる「アドミラル・フロータ・サヴェーツカヴァ・サユーザ・ゴルシコフ」号だ。しかしそれにもまして、今年もっとも注目に値するのは、23560級次世代駆逐艦「リーデル」だ。その模型は先に国際軍事技術展「アルミヤ2015」で発表された。ロシア海軍司令部によれば、次世代駆逐艦は先行世代に対し格段に大きな排水量をほこり、火力は巡洋艦に匹敵する。駆逐艦の相貌が最終的に決定するのは2016年。起工はおそらく2018-19年にも始まるという。

諸々の数字も印象的である。今年、世界の海洋の様々な地域で戦略潜水艦が軍務に発進した回数は、2013年比で5割増だった。潜水艦または水上艦の航続時間は3割増しで、演習の件数は2割増しだ。海軍司令部によれば、これら変化は例外なく、ロシアの安全保障に対する許容すべからざる脅威によって、必要に迫られたものである。

統計が改善した主な理由は、昨年来行われている黒海艦隊の積極的な発展と刷新だ。1年前、海兵たちが自らの職業記念日を祝って以来、黒海艦隊では、セヴァストポリにクリミア海軍基地が創設され、第30水上艦部隊、さらには、2016年に全面稼働を開始する黒海艦隊潜水艦部隊が創設された。

ロシア海軍の日、ロシアの海の国境を守るすべての人、また、人生の数年間とその労働を海軍の艦船その他の戦闘能力を維持することに捧げる全ての人、軍人の家族、海軍機関・工廠の労働者・職員、大祖国戦争の退役軍人らが、自らの職業記念日を祝う。

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