阿夢露を「応援」したのは、世界各地のロシア人達で、彼らはソーシャルネットワーク上で応援団を作った。おまけにロシア人は、彼を応援するために、日本相撲協会の日本語サイトにアクセスしなければならなかった。
このユニークな「スモイスト(ロシア語で力士の事)」を広く紹介する上で、ラジオ・スプートニクの日本語サイトも、なにがしかの貢献ができたのであれば幸いだ。
また26日に終わった大相撲名古屋場所も、阿夢露をトップに押し上げる役割を果たしたと思われる。西前頭10枚目の阿夢露は、途中5連勝するなど中々の活躍ぶりで、8勝7敗と勝ち越した。西の幕内力士は、阿夢露を除いて19人いるが、勝ち越したのは彼を含め9人だけだ。
千秋楽が近づくにつれ、応援番付の投票では、日本、モンゴルそしてロシアの力士達が「鼻の差」でデッドヒートを展開していた。結果は、皆が驚く意外なものとなり、第一位は阿夢露で62 183ポイント、二位は鶴竜で34 262ポイント、そして第三位は 里山で32,813ポイントだった。
@bereginja03 旅行で東京へ来たら両国国技館で彼を捜してください^^
— マザロッピ(出水市の匿名・匿住所) (@Mazaropii) July 22, 2015
阿夢露 (あむうる ) :Николай Юрьевич Иванов 幕内 前頭十枚目http://t.co/cubf9IxuKR pic.twitter.com/yrwbvS34xt
なおこの応援番付は、日本の格闘技文化を広く知らしめ、相撲人気を高める目的で始められたもので、賞金などはなく、力士が努力した事へのファン達からの純粋な御褒美であり、精神的な支えなるものだ。
H27名古屋場所十一日目 阿夢露 pic.twitter.com/SHN8VmOQyF
— 餅ノ山 (@mochinoyama) July 25, 2015
我々スプートニク日本一同は、ニコライ・ユーリィヴィッチの名古屋場所での敢闘を称え、今後のさらなる活躍をモスクワから心より祈るものである。