ブエノスアイレスの高級住宅街の岸辺に巨大クジラ現る

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アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの高級住宅地区プエトロ・マデロの住民達は、ヨットハーバーで巨大な鯨を発見し仰天した。鯨は、豪華な数百隻のヨットの間を縫って悠々と泳ぎ回っていた。岸辺には、自分のスマートフォンなどに、その様子を収めようと多くの人が詰め掛けた。

現場には警官隊も出動し、大西洋につながるラプラタ川の方へ鯨を誘導しようと試みた。

巨大なメヌケがサメを飲み込む - Sputnik 日本
巨大なメヌケがサメを飲み込む
YouTubeに寄せられた動画のコメントによれば、どうやらこの鯨は、群れからはぐれて、ブエノスアイレス市内の入り江に迷い込んでいしまったらしい。

地元住民の一人は、BBC記者に対し「ここで鯨なんかを見たのは初めてだ」と述べている。

クジラが写った画像を検討した専門家らは、問題の鯨について「淡水中に長い間とどまっていられないミンククジラだ」と結論を出し「現在の状況は、この鯨の健康にとって危険だ」と憂慮している。

また近くの銀行で働くある男性は、AP通信の取材に対し「実際悲しむべき光景だ。鯨にとって自然な生育環境ではない。哀れな鯨は、明らかに行き場を失ったのだ」と述べている。

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