「アース・オーバーシュート・デー」到来 人類は地球1.6個分の生産能力を必要としている

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8月13日、2015年の「アース・オーバーシュート・デー」が到来した。人間の自然資源の使用量が、地球が1年間で再生産できる資源の量を超えてしまった。地球の住民は残りの4,5ヶ月を「生態系に負債を抱えた」状態で暮さなければならない。

「アース・オーバーシュート・デー」は、人間が使用した自然資源の量が、地球が1年間で再生産できる資源の量を超えてしまった日に訪れる。

「アース・オーバーシュート・デー」を設定しているのは、グローバル·フットプリント·ネットワーク(GFN)。資源の消費速度は年々はやまっているため、「アース・オーバーシュート・デー」の到来日も早まっている。2014年の「アース・オーバーシュート・デー」は8月19日だったが、2000年代初頭は10月だった。

GFNの情報によると、人類は毎年、地球およそ1.6個分の自然資源を消費している。自然環境への依存度が現在の水準を維持した場合、2030年までに人類は地球2個分の生産能力を必要とし、「アース・オーバーシュート・デー」は6月末に到来することになってしまう。

専門家たちによると、ロシアは生物生産力の蓄えを提供する天然資源が豊富であるため比較的好適な状態にあるという。しかしロシア人の自然環境への依存度は世界平均よりも著しく高く、もし全ての人がロシアの一般的なライフスタイルを送った場合、人類はすでに現在、地球2.5個分の生産能力を必要とすることになるという。

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