ブルームバーグ、米空軍が次世代爆撃機の価格を低く計上

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米空軍は議会に毎年提出する報告書の中で、新型遠距離爆撃機の調査、購買、サポート費用の数値を10年間にわたって改ざんしてきた。ブルームバーグが報じた。

2014年、米空軍は超機密長距離爆撃機の2015-2025年の財政予算期における支出を331億ドルとして計上していた。

ところが今年、2016-2026年の財政予算期に計上された爆撃機の価格は584億ドルだった。

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米空軍は予算期間ごとに違う価格が計上されたことにコメントした中で、両方の数値とも正しくなく、正しい数値両方の予算期間とも417億ドルだと指摘した。

ブルームバーグからの照会に米空軍のエン・シュテファネク報道官は電子メールで回答し、「米空軍は議会への報告書が正しい数値に合致して修正され、我々の報告書が今後、正確なものであるよう作業を行なっている」と書いている。

戦略国際研究センターのアナリスト、トッド・ハリソン氏は、報告書で見つかった誤りは爆撃機の開発・生産契約締結までのものであり、「得に信用を損ねるものではない」と指摘した上で、「同時に、修正された数値が仮に正しいものであった場合、これは今後10年間のプロジェクトの価格が記載された価格よりも著しく高くなることを示している」と補足している。

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