南アフリカ レプトスピラ症発生で刑務所から4000人以上の受刑者が避難

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南アフリカ政府は、同国南西ケープタウン近郊にあるポールズモア刑務所で、ネズミによって媒介されたレプトスピラ症が発生したため、約4100人の受刑者を避難させた。アルジャジーラが伝えた。

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9月19日、南アフリカのマスコミは、レプトスピラ症に感染して受刑者2人が死亡、数十人が発症する恐れがあると報じた。刑務所はレプトスピラ症の大流行を防ぐために、受刑者たちを別の収容施設へ移動させた。なお刑務所では、消毒が行われているという。

人権保護に関する南アフリカの矯正施設や警察の団体は声明を表し、受刑者たちの「非人間的な収容環境」を非難し、この状況は「国全体にとって重要な問題」であると非難した。

団体の代表者ママバロ氏は、刑務所は超満員で過密状態にあると指摘している。30人用の部屋には80人が収容されており、1人の監視員が最大で70人の受刑者を担当しているという。

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