アジア開発銀行「2015年と2016年の中国のＧＤＰ成長率は7％を下回る」

フィリピンのマニラに本部を置くアジア開発銀行は、アジアの新興国の国内総生産（ＧＤＰ）成長率予想を、中国の経済的諸問題を理由に、下方修正した。今日発表された2015年度の報告書の中では、以前発表された6,3%の代わりに、0.5ポイント低い5,8%という数字が示された。

アジア開発銀行のデータによれば、今年中国は、ＧＤＰにおいて7%の成長は達成できないだろうとされ、専門家らは、成長率は6,8%にとどまると予想、来年2016年は、6,7%以下になると見ている。

一方インドは、アジアの新興国におけるＧＤＰ成長率で、今年記録的な7,4%という数字が予想されている。