ハッダド大使は、次のように述べた―
「我々のデータでは、ISのインフラのおよそ4割が破壊された。それ以外に、多くのテロリストが一掃された。現在彼らは、トルコとの国境方面に退却している。なぜならトルコは、これまでずっと彼らを支援しているからだ。
ロシアによる空爆の主な成果は、多くの過激派テロリストらが、自主的に武器を置き、投降した事だ。ある例では、空爆による全員殲滅の恐怖から、約400人の戦闘員が、自分達の陣地を明け渡した。」
ロシア軍によるシリア領内のISの陣地や施設に対するピンポイント攻撃は、9月30日からシリアのアサド大統領の要請により始まった。国際法は、国連安全保障理事会の決定があれば、あるいは自衛のため、さらにはその国の合法政権からの要請があった場合、その国の領内で外国軍は軍事力を適用できると定めている。