中国 インターネットで金正恩第一書記に対する嘲笑を禁止する

© REUTERS / KCNA中国 インターネットで金正恩第一書記の嘲笑を禁止する
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デイヴィッド・ワータイム氏は、雑誌「フォーリン・ポリシー」で、中国のインターネットで北朝鮮と同国の金正恩第1書記に関する議論についての管理が強化されたことを受け、北朝鮮と中国の関係が改善された可能性があるとの見解を表した。

金正恩氏が北朝鮮で政権の在に就いたあと、中国と北朝鮮の関係は著しく悪化した。地域の専門家たちは、何度もこれについて指摘した。このテーマは中国のSNSでも議論され、金正恩第1書記の肥満をからかう声もあがった。

「フォーリン・ポリシー」は、中国では最近、検閲がかなり厳しくなったと指摘している。今は、多くのインターネットユーザーが金正恩第1書記を呼ぶ時にからかって使っていた「太っちょ」を使ってはならず、このような内容の記事はすぐに削除されるという。

ワータイム氏は、中国の検閲官らは、中国と北朝鮮が接近し始めたため、北朝鮮のリーダーのイメージに対する尊重を取り戻すことにしたとの見方を示している。

中国共産党政治局常務委員会委員の劉雲山(りゅう・うんざん)氏が10日、朝鮮労働党創立70周年を記念した軍事パレードに出席するため、北朝鮮を訪れた。専門家たちはこれを、北朝鮮のリーダーがとうとう中国指導部とのあらゆる意見の相違を解決することに成功し、近年著しく悪化した関係が改善されるシグナルだととらえた。

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