ニクソン大統領 書簡でベトナム空爆を批判しながら、公には成功と発表

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ベトナムでの米空軍の作戦について、当時のニクソン大統領は。公式には「成功」と述べていたが、国家安全保障担当のキッシンジャー大統領補佐官との書簡のやり取りでは「取るに足らぬもの」と批判していた。新聞「ワシントンポスト」が伝えた。

火曜日、ニクソン大統領とキッシンジャー補佐官の往復書簡は、他の一連の文書と共に、新聞「ワシントンポスト」のジャーナリスト、ボブ・ウッドワード氏の著書「大統領の中で最後の人(ロシア語から直訳)」の中で公表された。

それによれば1972年1月3日付の極秘書簡の一部には「ラオス及びベトナム上空を10年間完全にコントロールするよう指示した筈だが、取るに足らぬむなしい結果となった。我々の戦略あるいは空軍の何かが。間違っていたのだ」と記されている。

これを記す前日、ニクソン氏はTVインタビューの中で、ベトナム空爆が持つ効果についての質問に「成功裏に行われている」と答えている。彼は「結果は大変上々だ。私が出すつもりの声明は、その効果のすべてを示すものとなるだろう」と語った。その後ニクソン氏は、事実上すべての兵団をベトナムから祖国に帰還させるつもりである事を明らかにしている。

1965年2月、ニクソン氏の前任者である、ジョンソン大統領は、北ベトナムに対する「サンダーボール作戦」開始を命じた。これがその後、9年も続くベトナム戦争の発端だった。米国にとって栄誉なき戦争は、公式的には、1973年のパリ合意により幕を閉じたが、事実上終わったのは1975年のサイゴン(今のホーチミン)解放と南北統一の後だった。米国によるベトナム侵略で、300万人ものベトナム人が殺され、枯葉剤など毒性の高い化学兵器によるものを含め、400万人以上が身体被害を受けた。

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