ロンドンの「ビック・ベン」の時計 修理のため停止へ

© Flickr / UK Ministry of Defenceロンドンの「ビック・ベン」の時計
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英国の首都ロンドンにあるウェストミンスター宮殿に付属する「ビッグ・ベン」として知られる「エリザベス・タワー」の時計の修理費は2920万ポンドとなり、期間は4ヶ月を要する可能性がある。なお修理費は税金で賄われる。18日、英ガーディアン紙が報じた。

英国議会下院決済委員会が発表した報告書によると、「大々的な修理」のために、時計は4日ヶ月間停止する見込みだという。なお156年の歴史の中で、時計がこれほど長期にわたって停止するのは初めて。

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現在「ビッグ・ベン」は、時計の針と振り子のベアリングに関する慢性的な問題を抱えている。また金属の腐食防止、天井の亀裂、その他のウェストミンスター宮殿の塔の構造的欠陥のためにも修理が必要だという。

報告書では、次のように指摘されている-

「これらの欠陥が今後2-3年の間に改善されなければ、時計のメカニズムが完全に壊れる可能性があり、これによって議会の国際的なイメージを損ねる恐れがあり、これが深刻な懸念を呼んでいる」。

「ビッグ・ベン」の正式名称は、エリザベス2世の在位60周年を記念して、2012年にエリザベス・タワーとされた。

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