日本警察、ヤクザの新組織「神戸山口組」幹部を逮捕

© Flickr / Ari Helminenヤクザ
ヤクザ - Sputnik 日本
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日本の警察は先日発足した暴力団「神戸山口組」の幹部、寺岡修氏を逮捕した。

8月、人員・影響力ともに最大勢力であった暴力団「山口組」(戦闘員は2万3000人、すなわち日本の暴力団員の43%)で分裂が起こり、3000人が組織を出、新組織「神戸山口組」を結成した。これを受け警察は治安強化を進め、縄張り争いを防止するため両陣営の幹部を相次いで逮捕した。なお、1985年に起きた暴力団同士の縄張り争いでは300回に上る武装闘争が繰り広げられている。

寺岡氏は66歳、肩書は「若頭」。最高幹部の一人で、次期指導者の筆頭候補と目されていた。逮捕の名目は、寺岡氏の車が他人の名義で登録されていたこと。しかし、こうした逮捕ではよくあることだが、警察は捜査の過程でより重大な犯罪の証拠を握りたい考えだ。

また警察は今週、「山口組」側の幹部2人を逮捕している。

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