学者 地球が滅亡する時期とその様子を解明

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米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの学者たちは、希少な天文現象に基づいて地球が滅亡する時期を予測した。Sci-Newsが伝えた。

調査を率いたアンドリュー・ワーデンバーグ氏によると、地球が滅亡する時期の予測は、星WD 1145+017の動きの観測に基づいて行われた。

学者たちは、太陽と似ているこの星が、核エネルギーを全て消費したあと、赤色巨星の状態まで膨張し、その後、当初の質量を維持したまま地球の高密度のコアと同じサイズまで縮小し、白色矮星となったのを観測した。

学者たちが今年8月に観測した希少な現象は、学者たちの理論が正しいものであることを確認させたという。学者たちは、単一システム内で、同時に白色矮星、他の惑星の残骸、宇宙ゴミを同時にとらえることに成功した。この3つの接点は、星が赤色巨星になると、その星がその周辺の惑星の軌道を不安定化させるということだ。ワーデンバーグ氏は、「我々は、自分の惑星を破壊し、残骸を星の表面に巻き散らかしている状態の白色矮星を発見した」と語った。

 

ワーデンバーグ氏は、地球もこのような運命を辿ると考えている。予測によると、50億ー70億年後に太陽が地球を飲み込むと考えられている。なお地球が飲み込まれることはないという説も存在するが、ワーデンバーグ氏は、「灼熱した惑星に住むのは不可能だ」と指摘している。

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