Japan Times: ロシアを悪魔扱いするのは無知が原因

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ロシアを悪魔扱いするのは無知が原因 - Sputnik 日本
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冷戦時代に植え付けられた恐怖により、西側は、ロシアに対して非論理的行動をとり、相変わらずロシアを悪魔扱いしようとの無意味な試みを続けている。新聞「The Japan Times」のグレゴリー・クラーク評論員は、このように指摘した。

以下、クラーク評論員の見解を、要約してお伝えしたい―

「プーチン大統領は当初から、ロシアには領土要求がない事を示唆していたにもかかわらず、ロシア政府の行動は、ウクライナの主権侵害と受け取られ、このウクライナの状況が、ロシアに対する非難の新しい口実となってしまった。ロシアの侵略を非難する声は止まず、ミンスク合意に調印がなされた後も、対ロシア制裁は続けられている。ウクライナ問題が今や意味を失いつつあるにもかかわらず、である。

ロシアがバルト三国に圧力をかけているかのような非難もあるが、西側の人々は、ソ連邦崩壊後これらの国々に残されたロシア語系住民が、そこで経験している差別問題を知らないのだろうか? ロシア政府がこの問題について出している情報は、完全に無視されている。ロシア側から出されている差別への不満を、侵略とみなすのであれば、我々は、何か新しい別の侵略という概念が必要になる。

西側が現在に至るまで、ロシアに対し非論理的な政策をとり続ける原因の一つは、明らかに無知からくるものである。」

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