ベルルスコーニ元伊首相、西側指導者にロシアとの連合軍創設を呼びかけ

© AP Photo / Markus Schreiberベルルスコーニ元伊首相、西側指導者にロシアとの連合軍創設を呼びかけ
ベルルスコーニ元伊首相、西側指導者にロシアとの連合軍創設を呼びかけ - Sputnik 日本
サイン
イタリアのベルルスコーニ元首相はパリの連続テロ事件発生後、西側の首脳らに対し、ロシアのプーチン大統領が国際テロに立ち向かう共通の連合軍を創設しようという提案に耳を傾けるよう呼びかけた。

TV報道、パリ連続テロ犯人一人の身元が判明 - Sputnik 日本
TV報道、パリ連続テロ犯人一人の身元が判明
「プーチン大統領はもう数か月間にわたってこのことを主張し続けている。移民問題にぎりぎりの段階まで突き当たっているEUは、IS(イスラム国)というガンを根絶する目的で、国連の庇護のもとに軍事介入を行うためにロシア、米国、中国との連合軍の創設に協力すべきだ。」

ベルルスコーニ氏はイタリア国営放送の「ライ1(Rai 1)」からのインタビューにこうした声明を表した。
「残念ながら西側社会にはリーダーシップが欠けている。我々は力と能力に欠ける人間だの手の内にある。彼らは国境管理を行う必要性があったことすら理解していなかったのだ。」

13日金曜、パリでは連続テロ事件が発生。10区にあるレストランで不審者がいきなり発砲し、サッカーの独仏戦が行われ、オランド仏大統領も観戦していた「スタド・デ・フランス」スタジアムのすぐそばで3度の爆発が発生したほか、11区のバタクラン劇場のコンサート会場ではテロリストらが人質を取って立てこもった。

パリのテロでは129人が死亡、252人が負傷となっていた。99人が危篤とのことだった。

一連のテロについて「イスラム国(IS)」(ロシアでは活動を禁止されている)が犯行声明を出している。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала